日本中に数多く存在するJRの在来線特急列車。運賃に加えて特急料金を支払えば乗車でき、普通列車にくらべて快適な移動が期待できます。
今回乗車したのは常磐線を経由し、仙台やいわきから東京方面へ向かう「特急ときわ」。同区間では速達型の「特急ひたち」も運行されており、ときわ号は停車型の特急です。
今回は茨城県の石岡駅から乗車。ひたち号は通過する駅です。同駅で土浦方面に向かう普通列車の多くが後続のときわ号に順番を譲るため、しばらく停車します。
入線してきました。E657系特急ときわ!側面の窓ガラス下には赤いラインがあります。これは同列車の経由地・水戸市にある偕楽園が梅の名所であることにちなみ、紅梅をイメージしたものだそう。
乗り込んだのは普通車指定席・2号車です。尚、ときわ号、ひたち号は全車指定席です。(現在では多くのJR東日本の特急列車が全車指定席となっている。)
グリーン車は1両のみ連結されています。
車内は白と黒が基調で高級感が溢れる雰囲気でした。座席は背もたれが比較的高くプライベート感があり、上下にスライドが可能な枕も装備されていて(上画像には背面しか写っていませんが…)座り心地の良さは全国の在来線特急の普通車の中でもトップクラスだったと思います。(筆者の感想では)
今回は約1時間の乗車でしたがとても快適だったので、長時間の乗車でも疲れにくいでしょう。(東京駅で下車する際に「もう少し乗っていたかったなぁ」と心地よい湯船にずっと浸かっていたいのと似た感覚になったほどです笑)
石岡から先の停車駅は、土浦、柏、上野、東京、品川です。取手駅を過ぎてからは緩行線が並行している様子が見えます。
こちらは車内のトイレ。比較的綺麗で大きな鏡もついており使いやすいトイレです。
今回は普通車が非常に快適なE657系特急ときわの乗車レポートでした。このほかにも「快適な特急列車」は沢山あると思いますので皆様の情報提供をお待ちしております。